音は見えない、けれども観察する事でみえてくる音がある。建物の形、内装、使われている材料から観えてくる音がある。少し形を変えただけでガラっと音がかわることがある。その建物を使う人達の表情から観える音もある。音とは繊細であり、重要な情報源でもある。音空間をデザインするというとは、音の性質、音の観点からみた材料のふるまい、電気を用いた音の技術を知り理解することで、音空間としての機能美を兼ね備えたデザインをすることと考えます。笑顔がみえる音作りを心がけ、良い音とは?心地よい音とは?一緒に考えていきましょう。