人々の時空間を、新しい衣服でふわりと包み込む、、、環境デザインのそんなところが好きです。包み込むものは様々で、都市計画であれば地域の百年の時空間であったり、インテリアであればたった一人の静かな1時間だったり。
作る過程においては包み込むものの大小にかかわらず、常に様々なスケールで考えます。空間軸では地球規模、都市的なスケールから原寸大のスケールまで、時間軸では過去から未来まで。
またそうした検討の中で自分の芯になる部分を育てることも、わすれてはいけません。
それら全てが渾然一体となり、のびやかな新しい衣服が仕上がっていきます。